高校2年生化学受講者を対象に、「食塩水の電気分解における反応順序」の演示実験を行いました。
本内容は電気化学分野に相当し、生徒たちはこれから学習する内容になります。
生徒達が考察し、その考えをまとめる力を授業を通して養うため、次のように授業を進めて行きます。
①食塩水にBTB溶液もしくはフェノールフタレイン溶液を加えた水溶液を電気分解した際に起こる事象を観察し、その色の変化やにおい、気体の発生状況を観察する。
②どのような化学変化がおこっているのかを授業を受講しながら考察し、レポートを作成する。
③電気化学分野の講義が終了したら、最終的なレポートを提出する。
今後の授業を通して、様々な現象を考察することになります。この実験結果にはさらに先の内容である平衡論なども絡むため、完全なレポートが作成できるのは10月頃になる予定です。