今年度はコロナウィルスの感染拡大に伴い、歴史サークルの史跡巡りのテーマを今年は「今一度、三重県内の歴史(史跡)を調査しよう」としました。史跡巡りの場所と題材についてメンバーと教員が相談したところ、伊勢神宮というワードが出てきたため、天照大神とゆかりのある神様をまつる神社や『天岩戸伝説』に関連する場所や博物館を巡ることにしました。

8:30分 青山町駅を出発

10:00ごろ 伊勢神宮外宮(豊受(とようけ)大神宮(だいじんぐう))を参拝

伊勢神宮外宮(豊受大神宮)がお祀りしている豊受(とようけの)大御神(おおみかみ)は、天照大神のお食事を司る御饌(みけ)都(つ)神(かみ)であり、衣食住、産業の守り神とされています。

 

また正式なお参りの仕方(二礼二拍手一礼)や、拍手の仕方(手を合わせ、第一関節ぐらいまで右手を下にずらして拍手。その後右手を元に戻して手を合わせる)を学びました。(板垣の外から撮影しております)

 

10:30ごろ 月夜(つきよ)見宮(みのみや)を参拝

月夜見宮では天照大神の弟である月夜(つきよ)見(みの)尊(みこと)をお祀りしている。また月夜(つきよ)見(みの)尊(みこと)は『天岩戸伝説』に登場してくる素戔嗚(すさのおの)尊(みこと)の兄にあたる。

 

11:00ごろ 倭(やまと)姫宮(ひめのみや)を参拝

倭姫宮では倭(やまと)姫(ひめの)命(みこと)をお祀りしている。倭(やまと)姫(ひめの)命(みこと)は第11代垂(すい)仁(にん)天皇の皇女であり、伊勢の地に皇大神宮(伊勢神宮)をご創設された。

11:15ごろ 神宮徴古館の見学

神宮徴古館は日本ではじめての私立博物館であり、神宮のお祭りに関する資料や御装束神宝などが展示されています。(中は撮影不可のため外観のみ)

 

12:30ごろ 伊勢市内で昼食

 

13:30ごろ 天の岩戸を見学・参拝

「天岩戸伝説」舞台とされている(?)天の岩戸ですが「恵利原の水穴」とも呼ばれ、環境省選定の名水百選にも選ばれています。

 

 

15:00ごろ 伊勢神宮を参拝

最後の締めくくりは歴史サークル史跡巡りのメイン伊勢神宮。天照大神をお祀りしています。できれば生徒たちの参拝する姿を写真におさめたかったのですが、正宮内では撮影禁止のため残念ながら外からの様子です。(石段の下から撮影しております。)