1年生の理科の授業でハークネステーブルを実施しました。寺田寅彦著「茶碗の湯」を読んで、身近に潜む自然の不思議な現象について考え、発表・質問を交わしました。寺田寅彦は明治から昭和にかけて東京帝国大学(現在の東京大学)物理学教室の研究者として物理学の第一線で研究すると共に、夏目漱石の弟子として文学にも精通し、多くの随筆を残しています。生徒は水面がキラキラ光る不思議や、雲は水滴でできているのになぜ落ちて来ないのか、蜘蛛の巣の作り方の不思議など、純粋な感性で捉えた自然の不思議について大いに話し合いがもりあがりました。