3クラスそれぞれの班が発表する事ができた。「死刑制度」について考察する中で、その歴史、方法、冤罪、存続の有無などについて様々な疑問が出てきていた。パワーポイント作成の知識や、話し方についても工夫がされていた班からは、大いに刺激を受けた部分があった。また存続の有無の中で、次のような結論を導き出した班があった。「日常生活の中で、ありがとう!すみません!が当たり前に言える社会になれば、死刑制度は自然と必要がなくなるのではないか。自分たちはそのような社会を創っていかないといけないと考えた。」この班は「命」について深く考える事で前述のような結論に至ったようであった。中学3年生には難しいテーマではあったが、「命」について改めて考える時間を持つ事で自らの生き方を考える事に繋がった。