桜丘高等学校の5年生で、化学と日本史の合同授業を実施しました。テーマを『公害病(水俣病)を通した工業・科学倫理』として、文理混合での授業を行いました。

授業では「何故、水俣病の発生が止められなかったのか」についてのディスカッションを中心とし、初めに日本史・化学の担当者から説明を行い、最後に発表、まとめをしてもらいました。

普段はバラバラに授業を受講している理系化学(1G)選択者と文系日本史探究選択者が各2名で4名のグループを作り、ディスカッションを行うことで、「歴史学(文系)的視点」と「科学(理系)的視点」の両面から、工業の発展と工業倫理や科学倫理、歴史背景などを総合して考えることができました。