6月、7月と中等部生を中心に刑事裁判傍聴の体験学習を有志で行い、三回目となる今回は高等部生を中心に津地方裁判所へ出かけました。

初めての刑事裁判に「ドラマとは違う」という印象と間近で繰り広げられる検察官・弁護士・被告人による陳述に生徒たちの眼差しも真剣そのもの。帰路は、まさに興奮冷めやらない様子で話し合っていました。

「再犯は防げるか?」

「環境か?遺伝か?」

生徒たちの感想を聞いているとなかなか鋭い指摘もありました。

将来の進路に法学部などの社会科学系学部への進学を検討する者もおり、実り豊かな秋にふさわしい充実した体験学習になったようです。