男子寮の節約委員会を中心に、食品ロス問題に取り組んでいます。食堂から出る残飯を堆肥として再利用する計画です。前回の報告では、松阪で実際にダンボールコンポストを使って堆肥を作っている方を取材して今後の方向性を考えました。

そこで、材料集めとして、地元のJAさんにご相談し、南部カントリーエレベーター様からもみ殻を頂戴し、また、三栄木材様からおがくずを頂きました。もみ殻を燃やして燻炭を作りますが、名張で実際に、燻炭を作っている方にアドバイスを頂き、桜丘の管理の方にもみ殻を燃やすための設備を、廃材を利用して作って頂きました。それが写真のドラム缶です。それを用いて、もみ殻を焼いて燻炭を作ることに成功しました。

これで、材料の準備が整い、ダンボールコンポストにもみ殻燻炭、おがくず、腐葉土(桜丘校内で採取)を入れ、最後に、食堂から出た残飯10kgを入れてかき混ぜました。本日から毎日残飯を入れて様子を見ていきます。冬場は少し分解に時間がかかるということです。これを続けていき、春には堆肥が完成できる予定です。

これにかかったコストは0円、周囲の方々の協力120 %です。メンバー共々、感謝しているところです。